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【ハフポスト】「助けて」と言えない人もいる。渋谷ホームレス殴死の背景を追う。コロナ禍の「社会的孤立」と自己責任の弊害

2022/11/16


誰しもが“彼女”と同じ状況に置かれてもおかしくはないー。現在公開中の映画『夜明けまでバス停で』はこの事件をモチーフに、コロナ禍における「社会的孤立」を描いた作品だ。

 荘司結有

2020年11月、渋谷区・幡ヶ谷のバス停で寝泊まりするホームレスの女性が、近くに住む男に頭を殴られて死亡した。亡くなった女性は大林三佐子さん(当時64歳)。コロナ禍で仕事と住まいを失い、運行を終えた後の深夜のバス停で、ひっそりと夜を明かしていた。

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