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【弁護士ドットコム】私を憲法学者にした「ドヤ街の怒り」 大阪・釜ヶ崎の遠藤比呂通弁護士が現場に生きる理由

2022/12/19


吉田緑

東京・山谷や横浜・寿と並び、三大ドヤ街の1つとして知られる釜ヶ崎地区(大阪市西成区。「あいりん地区」ともよばれる)。「日雇い労働者の街」としても知られ、世間では「治安が悪い」「危険」というイメージも付きまとう。

ここには、住む場所がないために住民票や保険証を持っていない人、生活に困窮している人など、さまざまな「事情」を抱えた人たちが集まってくる。そんな釜ヶ崎を拠点に活動する男性弁護士がいる。憲法学者でもある遠藤比呂通弁護士だ。

この街で、何が起きているのか。弁護士、そして研究者として釜ヶ崎で生きる中で、何を見てきたのか。9月下旬のある雨の日、事務所を訪問して話を聞いた。

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