【熊本日日新聞】ハンセン病、啓発と正しい理解を 宇城市の「感染症」誤記で元患者ら 「発症率極めて低い。流行と誤解されかねない」
2025/05/21
宇城市が全世帯に配布した2025年度のカレンダーに水俣病を「感染症」と誤って記した問題で、ハンセン病も併記されていた。感染症との記載は誤りではないが、ハンセン病は司法が憲法違反と断じた国の強制隔離政策が、社会の差別や偏見を助長した歴史がある。元患者らは「現在、国内での発症率は極めて低い。感染症と強調するような表記で、流行していると誤解されかねない」と懸念し、正しい理解と偏見や差別を生まないための啓発の重要性を訴える。
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