篠田博之／月刊『創』編集長

再審法改正めぐる攻防戦が大詰めに

参院選を控えて延長なしの今国会は６月22日の会期末へ向けて、これから大きな問題が本格審議に入る。昨年の袴田事件再審無罪をめぐる世論の後押しを受けた「再審法改正」だ。大正時代の制度がいまだに続いており、再審請求の異様な長期化など、袴田事件を機に問題点が指摘されている。

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