【毎日新聞】四国は救済の場? ハンセン病患者の遍路から見る差別と受容の歴史
2025/06/04
ハンセン病患者と回復者らは、どのように四国遍路に出たか。四国の地域社会ではどう受け入れられ、排除されたか――。愛媛大地域協働推進機構の大本敬久(たかひさ)特定准教授(民俗学)は、こうした考察を論文「救済の場としての四国遍路」にまとめ、同大四国遍路・世界の巡礼研究センターの最新研究紀要で発表した。世界遺産登録への機運が進む四国遍路文化について、「多様な個人の救済」の歴史と実態を考えることに大きな価値があるという。【松倉展人】
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