【マガジン9】込山正徳さんに聞いた:なぜ『はだしのゲンはまだ怒っている』のか
2025/11/06
広島に落とされた原爆で被爆し、家族を失った少年ゲンが、貧困や偏見に苦しみながらも力強く生き抜く姿を描いた漫画『はだしのゲン』。主人公のモデルは6歳で原爆を体験した作者の中沢啓治さん自身です。「週刊少年ジャンプ」での連載が始まった1973年以降、多くの人に読み継がれてきた一方、少なからず攻撃の対象にもされてきました。込山正徳監督はこの作品に関わっている人々の懐に入り、相手の本音の言葉を引き出します。そして完成したのが、映画『はだしのゲンはまだ怒っている』。どうしてこのようなタイトルになったのでしょうか。
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