【民放online】メディア時評:『砂の器』をめぐる表象史――検証に門戸を開く体制整備を
2026/07/03
放送における人権、差別の問題について議論するという編集広報部の求めに応じて、取り上げたいのは『砂の器』という作品だ。
そう書き出すと意外に感じる人がいるかもしれない。『砂の器』は1962年に読売新聞夕刊に連載された松本清張の小説で、「時評」を名乗りながらずいぶん古い話を持ち出すではないかとまず思われそうだ。そして同作は映像化されているが、それは野村芳太郎監督の映画であり、時評で論議の対象として想定されている「放送」メディアではないと思われるのかもしれない。
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