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人権と関わりの深いSDGs

2022/04/21


1.SDGsとは?

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、日本が、そして世界が、この先もずっと持続していくために、社会におけるさまざまな課題を、国連に加盟する全193カ国が2030年までに達成することをめざす目標です。現代に暮らす私たちの周りにある、貧困や社会格差、環境破壊による異常気象など、さまざまな問題の解決をめざす取り組みとして注目されています。

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」と訳されます。貧困、環境、福祉、教育、まちづくりなど、17の目標を掲げ、国や企業・市民など、あらゆる立場の人びとが協力して、達成をめざします。この17の目標には、それぞれ10項目前後のターゲット(具体的な行動目標)と実現方法が設定されており、合計で169項目あります。

 

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2015年の国連サミットで、日本をはじめ、先進国から開発途上国まで、「地球上の誰ひとりとして取り残さない(Leave No One Behind)」ことを誓い、全会一致で採択された私たち一人ひとりに関わる目標です。SDGsは、既に多くの国や企業で取り入れられていますが、国や企業だけで達成できるものではなく、実は私たち一人ひとりが意識して取り組むことで達成できるものでもあります。